転職を控え、読んだ一冊
40歳へのカウントダウンが始まったころ
息子2人をもつワーママとして
異業界へ転職をすることになりました。
新卒で就職して以来、初めての転職。
今までやってきた
仕事のやり方
人間関係の構築の仕方
トラブルの解決の仕方・・・
すべてがあっているのか不安でした。
引継ぎ作業を仕事ではしつつ、
通勤中はAudibleでこちらを聞き参考にしました。
【第1章】どこでも誰とでも働ける仕事術
ギブ&ギブの精神
自分からスキルを提供しない人には誰も教えてくれない。
どんどん相手のためになることをギブする。見返りは求めない。
自分の知識はできる限りオープンにする
わからないことは調べる
わかったら知識をオープンにする。
Googleアラートで必要な人名を登録する。
Googleトレンドでニーズを把握する。
PDCA(Plan → Do → Check →Action)はもう時代遅れ
DCPAでやりながら軌道修正していく。
実際には、DC,DC,・・・・と短期間で繰り返し、とりあえずやってみて軌道修正することが多い
『失敗してもいい』という割り切りがうまくいくコツ。
小さな失敗を繰り返しても大したことない。
アカウンタビリティーを身に着ける
『アカウンタビリティー』・・・相手にどう思われるか。つまり相手によって対応を変える事。
例:タクシーで取引先まで行くと、偉そうに思われるからあえて1メーター前で降りて汗だくで行く
ROI(リターンオンインベストメント)を意識する
かかった時間やお金に対して、いくらリターンがあるか。つまり生産性のこと。
必要と判断したらすぐにSOSを出そう。自分のできる事とできない事を分けて話して伝える。
必要なものは全部用意し、「15分だけ時間ください!」と声をかける。
【例】
1年目が10時間考えて出した答え = 先輩が3分で出した答え
なら、たとえ単価が高くても先輩の方が生産性が高い。
つまり、悩まずに先輩に聞いた方がいい
期待値をコントロールする
いったん相手に値踏みをさせて、それをいい意味で裏切ろう
【例】
旅行に行ってHPよりホテルが汚いとがっかりする
予約の時に聞いていないサプライズがあると嬉しい
全体像を描いてから行動しよう
ラフでもいいから先に全体像を描いてからだと行動が早くなる。
- MECE(ミーシー)
MECE(ミーシー)とは?具体例・手法・フレームワーク – ロジカルシンキングのコツ | BOXIL Magazine - ブランクチャート 言いたいことは1ページに一つ。つまり「ワンチャート、ワンメッセージであれ」
資料をまとめるときに覚えておきたい「3の累乗の法則」(SBCr Online)
迷いをなくして、決断と行動を速くする
『なぜ それをするのか』を自分が納得すると行動が早い。
行動そのものよりも、行動に移すまでの時間の短縮が、即断即決の近道
自分に対してアカウンタブルでいよう。
当事者意識を持つ 自分の名前で生きていく覚悟をもつ
社名や所属、出身大学ではなく、ただの『●●さん』で通じるのが一番強い
会社の肩書きに依存しない。
「●●社の・・・●●部の・・・〇〇さん』
と言われるようでは、他人と比べられているということ
純粋想起(結婚 → ゼクシィ)ってなれば強い。動詞になれば最強と言える(例 ググる)
3種類の議事録
- 現場の視点から見た内容を要領よくまとめたもの
- 会議の演出メモ(ディレクター目線)
表に出た言葉だけではなく、声の調子とか動きとかを記録 - 会議の開催要項(プロデューサー目線)
この人にこのことを気づかせたいのかな?、この人のここを伸ばしたいのかな?
誰がいつまでに何をするのか、アクションデータにまとめる
【第2章】人生100年時代の転職哲学
「いつでも辞められる」から最高のパフォーマンスを発揮できる
辞める覚悟を持って辞めずに仕事に取り組む。
会社にしがみついている人は会社を変えられない。
スキルを細分化して副業かボランティアを
会社の歯車にはならないようにスキルを細分化して副業かボランティアに取り組む
見やすいグラフが作成できる、議事録を取るのが得意・・・なんでもいい
異動・転職では、「業界」「職種」を交互にスライド
職種か業界のどちらかをスライドさせると自分の成長を加速できる
大きな会社と小さな会社を交互に転職するのもあり
やめた会社にもギブし続ける
自分のスキルを提供することで、
金銭的な見返りがなくとも、経験、スキル、人望といったもっと大きな見返りが手に入る。
相手に与え続けることができれば「どこでも誰とでも」働ける。
始まりの場所にあえて飛び込もう
風船(事業やプロジェクト)が大きくなってからでは
裏側にたどり着く(全体を見る)のに時間がかかる
事業が小さいうちから携われば、すべてを把握することが簡単である。
【第3章】AI時代に通用する働き方のヒント
99.5%の努力ではなく残り0.5%の努力をする【三木谷曲線】
毎日1%の改善を続ければ365日で37.8倍に成長する。
1日1%力を抜くと、365日後にはもとの実力の40分の1になる。
あきらめずに努力を続けるとある地点から突然成長する。
99.5%ではなく、残り0.5%努力した人が報われる。
スキルだけではない、強みを伸ばす3要素
- スキルを身に着ける
- エクスパティズ(=業界やそのものについての専門知識)につなげる
- ネットワーク(=人の縁・お互いい成長を交換する)を広げる
検索ワードを常に持つ
- 自分を確立するための検索ワードを常に5個くらいもち、検索し続ける
- 現在の業界やその専門知識は仕事で学べる。未来の業界や専門知識を学ぶための検索ワードを持つ
- 3年後、5年後に自分の業界がどの方向に向かうか、その方向をおさえておく。
- 少しずらした検索ワードを考え続け、検索し続ける
他人から与えられたテーマではなく、自分自身の検索ワードを見つける。
自分なりの問題意識、目的意識を持つ
自分の関心のあることなら入り口は何でもいい。
誰とでも仲良くなる方法
- 自分だけのこだわりを公開する『マイクロインタレスト』
- 自分の弱みをさらけ出す。自分の欠点や失敗談を話す 『自己開示』 これが1番大事。
- 結果を客観的な数字で受け止める。自分事にできる。 『コミットメント』
ゴールを共有する
ゴールを共有して一緒に大きなことを成し遂げよう。
『あなた』 vs『 私』
ではなく
『我々(あなたと私)』 vs 『目的課題』
を目指そう。
自分事としてとらえられるかが重要。
【例】
『巨人ファン』 vs『 阪神ファン』
ではなく
→ 『野球ファン』として『プロ野球』を盛り上げる
→ 『高校野球やメジャーリーグを含め』、『野球全体』を盛り上げる
ここまでが限界。
『スポーツ全体』とすると熱くなれない(=他人事になる)のでダメ。
著者の仕事術
新しい職場で
- みんなが嫌がる仕事を黙々とやり、汚れをはぎ取ることで成果を得る
- もらった給料の10倍以上の利益を出して初めて一人前
- 上の人から評価されていないが、価値のある人の意見を引き出して、上に翻訳して価値を伝える
会議の場で
- 事前会議と振り返り会議を10分ずつ行う
- 『何を会議するのか』 ではなく 『どうやって会議するのか』を考える
- 『誰が言っているのか』ではなく『何を言っているのか』が大事。
電子書籍かAudibleで簡単に読書をはじめてみてはいかがでしょうか
書籍を手に取るよりも
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思いついたときにすぐ本が読めると
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