子どもと一緒にできる料理の作業 料理男子を目指して

子育て

長男は年少になると、

ぼくもお手伝いしたい

といいはじめました。

この先10年以上一人でご飯を作りたくない!!

一緒にやりたい☆☆

という母の願望とピッタリ重なり、

子どもの料理のお手伝いが始まりました。彼はいつも、踏み台を持ってきて作業をしています。

・料理のセンスを鍛える
・料理男子を育てたい
・食育の先取りかも

そんな事をひそかに夢見て。

もちろん、火傷や切り傷は起こります。
けれど、大人になって危なっかしく作業するより、今経験して学んだ方が100倍マシ!
そんな持論で進めています。

ステップ1 手を使って作業する

まずは道具は使わずに手で作業をしてもらいました。

さく

エリンギやシメジ、舞茸は、繊維に沿って簡単に子供がさくことができます。
さいた方が味が染みて美味しいような。
そんな気がして昔からきのこはさいて調理しています。

盛り付ける

サラダや麺類の盛り付けをお願いしています。
サラダは、
1.カット野菜を敷く
2.その上にきゅうり、トマト、ゆで卵、ハムなどの具材を載せる

麺類は
1.スープと麺は熱いので親がどんぶりに入れる
2.子どもには野菜や肉、ゆで卵をのせる

おままごとの延長で、楽しんでやってくれます。

ちぎる

レタス、キャベツ、白菜などの柔らかい葉物野菜をちぎってもらっています。
大きさを揃える必要もあまりないので、自由にちぎってもらっています。
サラダやスープ、鍋物などの準備ができます。

生卵を割り、混ぜる/ゆで卵の皮を剥く

サラダや麺類、オムレツや卵焼き・・・
我が家の食卓に卵はよく登場します。

道具なしで調理できるところは、さっそく挑戦してもらいます。
ゆで卵の皮剥きは割と簡単にマスターしました。
生卵を割るのは難しく、殻が入る事がしばしば。
ですが、殻は後で親が取ればいいんです。
一つずつひとりでできる事を増やして自信をつける事大事です。

ステップ2 道具を使う

ある程度できてきたら、道具を使った作業を始めました。

皮をむく

作業に慣れてきたら、次は道具を使ってもらいます。
まずはピーラーを使って皮剥きをしました。

  1. 柔らかいもの
  2. 凹凸のあるもの

は怪我の可能性が高まるので、

  1. かたいもの
  2. 凹凸のないもの

にんじんや大根などから始めました。

ハサミを使う

子供用のハサミを使って材料を切ってもらいます。
油揚げ、ハム、ベーコンは簡単に切る事ができました。
ここまでくると、サラダやみそ汁はある程度ひとりで準備できるようになりました。

抜き型で抜く

クッキーに使うの抜き型を使いました。
薄焼き卵や、茹でたにんじんや大根をクッキーをお花や星の形に抜きます。
可愛く仕上がって子供のテンションもあがります。
お弁当の時にも自分で盛り付けをお願いしています。

フライパンで炒める

火を使う事も始めました。
「ジュージュー」という音や火にビビっていましたが、
だんだん料理が仕上がって行くのを見るのは楽しいようです。

ついにケガが発生!!!

ここで、ケガも発生しました。
フライパンの持ち手の鉄が剥き出しの部分をギュッと握ってしまったのです。
案の定、水ぶくれになりました。
しかし、この経験で熱さを身をもって覚えました。
その後は、しっかり柄のところを握ることを100%守っています。
百聞は一見にしかずです。

ステップ3 包丁を使う

大人と同じ切れ味のものを

ここまで道具を使ってくると、

僕も包丁を使ってみたい

と言うようになってきました。

カトラリーのナイフなども試しましたが、
ギコギコと危なっかしく
切れ味も良くないので諦めました。

ネットで子供用の包丁を買いました。
切れ味は大人用と遜色なし!
むしろ研いでいない我が家の包丁よりもよく切れました。
この包丁を使って

  1. 手で持ちやすくすべらない硬くない食材

例えば、キュウリなどからはじめました。

包丁はすぐにケガにつながるので 

  1. 材料を持つ手は猫の手にする
  2. ギコギコせずに押して切る
  3. まな板の真ん中に食材を置く

と言うポイントを常々伝えて、やってもらいました。

ケガも経験!やがて上手に使えるように

そうは言うものの、慣れるまでは怪我はつきものです。
出血することも何回もあり、涙が出ることもありました。
けれども、それも経験。

良い切れ味のものを使う事で変な癖がつくこともなく、
やがて上手に使えるようになりました。

今は、慣れてきたので、
たこや肉類などぬるっとしたものもカットしてもらっています。

番外編 子どもと楽しむ料理

平日は時間が取れませんが、土日は時間をかけて子供と楽しめる料理を取り入れています。

ナン

手作りナンのミックス粉、各社から販売されています。
水とフライパンがあれば作れる簡単なものです。
お砂場遊びが好きな子であれば遊びの延長で作ることができます。

手順はこのようなステップです。

  1. 粉と水を加え、均一な生地になるまでこねる。
    5分程度と書いてあることが多いですが、子供の場合はもう少し時間がかかります。
    はじめのうちは手が汚れるので、ある程度生地としてまとまるまでは大人がやってあげてもいいかもしれません。
  2. ラップをかけて寝かせる。(15分ぐらい)
  3. 1つの塊の記事を分けて丸める。
    生地の表面がツルツルになるように表面を張らせます。
    仕上げは大人がやってあげてもいいかもしれません。
  4. 手でつぶして薄く広げナンの形にする。
    横10センチ縦20センチ位の大きさに伸ばします。
  5. フライパンで焼く。
    薄くサラダ油を塗ったフライパンにナンを1枚ずつ載せで焼きます。
    パッケージに書いてある時間通りに両面焼き完成です。

たこやき

【準備】

  1. ミックス粉に卵と水を混ぜる。
    少しずつ加えないとダマになってしまうので、水の投入は大人が担当します。
  2. 具材を切る。
    タコとウインナーを切ります。
    我が家は2歳の弟がいるので、タコを噛みきれない彼のためのウインナーです。
    ネギはスーパーのカット済みの小口ネギを買っておき、時短します。

【焼き】

  1. たこ焼き器に液を入れる。お玉を使って入れてもらいます。反対サイドからは親が液を投入。固まってしまうと具が入らなくなるので2人で作業します。
  2. 具材をいれる
    タコかウインナー → ネギ・天かす・チーズ など
    の順にいれます
  3. 再び液をいれ、外側が焼けるまで加熱。
  4. 外側が焼けたら、竹串でひっくり返す。
    ここからは、総動員です。できる人は全員参加します。
  5. たまに転がしながら、両面焼けたら完成!!

まとめ

一緒に料理すれば楽しい!いずれはラクできる!

はじめの3ヶ月から半年は残念ながらマイナスにしかなりません。
だけど、根気よく続ければ必ずプラスの力になります。

1人で黙々と料理するよりも
子供と一緒に会話しながら料理した方が楽しい!

今では立派なプラスの力として料理を助けてくれています。
そのうち1から10まで1人でご飯を作れるようになったら本当に嬉しいです。

いつか子ども手作り料理を紹介するのを夢に・・・

計量や大さじ小さじなどを今後は教えていく予定です。
味付けも自分でできれば、料理男子にまた1歩近づきます。

いつかこのブログで、息子の作った料理を紹介するのが私の夢です。


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